前回までのあらすじ
いったん途中まで作った自作ステディカムは
それなりな感じの動画を撮れるには撮れた。しかし根拠のない適当なアームの曲げ方が自分で腑に落ちず、また弓型に下へぐるりと廻したアームの先に配置した錘が走ったときの衝撃で暴れることがわかった。そこでいろいろ考えた結果、カメラの真下に垂直に持ち手が伸びる形状のステディカムの構造を単純化すると逆L字型になるのではないかという仮説にたどり着き、作成途中の自作ステディカムの形状を変更することにした。
それで形状を変更していろいろやってみたら、一度はそこそこまで取れていたバランスを失ってしまった。上部後ろ側(体に近いほう)の錘調整用のM6 100mmのボルトを285mmの全ネジにとりかえてテコを効かせてはみたものの、バランスは取れてるんだか取れてないんだかわからないし、錘を中心軸から遠ざけた副作用からステディカムの操作が出来なくなってしまうしでガッカリ。今日はお休みにしようかと思ってた。
そしたらMiD LIGHTさんから
ピンバイスを使ったらどうかというアドバイスの
コメントを頂いた。ありがたい。早速ダイソーで1.5mmのピンバイスを買ってきた。確かにこれを使えばかなり正確な下穴を開けられそうだ。
それだけでなく今度はトラックバックを発見。辿っていってみると、なんと
思い通りの位置への穴のあけ方・まっすぐに切る方法についてわざわざ写真を添えた記事を作成してくださっていた。俺号泣。何とありがたいことか。
このブログを開設して以来、一番しょーもないぼやき記事にもかかわらず二人の方から救いの手が差し伸べられるとは一体どうしたものか…と思いつつトラックバックを頂いた記事を見てたら
見覚えのある自作ステディカムがあった。あれれ?ステディカムというものを自作できるらしいと知った去年の12月末頃にいろんな自作派ブログをチェックしていた中で、フリーベアリングってのが良さそうだと思っていたけど
こんな高等技術が必要だなんて俺には絶対に無理だ!と尻尾を巻いて退却した凄いブログの人だ…。というかYouTubeの
Tim1173JBさんのフリーベア使用ジンバルを作った
TeethOfTheEarthさんじゃないっすか!!!11!1
親切なアドバイスそして突然の大御所登場に大いにビビったので、サボるのはやめて昨日の作業の続きをやることにした。
んで今日は逆L字型の両端部すなわち上・後ろ(=体)側と下・前側の錘の効果を増すため、それぞれに285mmの全ネジを取り付けてみた。おかげで約55センチ×約60センチの巨大なボディになった。んでサイズ違いの錘をつけたり外したり、位置をジンバルに近づけたり離したりしてセッティングを試した。
思ったこと